コツってやつは、あれだな。
冷蔵庫のありあわせで休日の昼ごはんを作るのが割と得意な私。
男性で肩の力を抜いた料理を作るのが珍しいのか知り合いから結構、面白がられます。
自分で言うのもなんですが、いきあたりばったりのありあわせの一品が結構外れないんです。コツとか聞かれるんですけど特に訓練したわけでもないので思い当たることもないので「強いて言えば才能かな」とおどけてこたえることが多いです。
あと本屋さんで必要な本を見つけてくるのなんかも結構得意です。これも別段人より優れているわけもないのでその要領を上手く説明できません。
他人にうまくコツを説明できないけど自分の中に何かノウハウというかフィルターというかアルゴリズムというかそういうものがあるのをセンスっていうのかなと。ここでいうセンスは経験の応用とか転用だと思うんです。経験とその積み重ねと経験からの抽出なしではセンスって出来ないと思っています。
ただ経験すればセンスが生まれたり磨かれたりするわけでもなく、言葉にできないこういうもやっとしたノウハウをうまく伝えられたらいいんですけど・・・。きっとこのもやっとした感覚をうまく人に伝えられるのがコーチングってやつなんでしょうね。
言葉にするときにこぼれたものを自覚できる、こぼれそうなものをうまく掬いあげるそういったことがもっとうまくできればいいなぁとぼんやり思う今日この頃です。