歩くスピードで暮らす

京都の片隅から、ライフハックを横目でみながら気づいたことや、気に入ったことなど思いつくままに

2人の自分とお話する

私の中には話として筋が見えるまで納得できない大変お利口さんな奴と、理屈じゃないんだと涙が流れるか笑顔になるまで決着つかないジャイアンな奴のふたり居る。

 

もっと子供の頃は自分の中のふたりの間のコミュニケーションが楽だったから。

 

まわりをみて話の筋を見つけるのは簡単だったし、簡単に泣けて、大声で笑えたし、お利口さんな自分もジャイアンな自分もすぐに手をつなげた。

 

最近はなかなか、自分の中のふたりの折り合いが難しい。

 

損得、勝ち負けもわからないし、泣くに泣けず、笑うに笑えず。

 

 

男も大人もやめてしまえたら、風の良く通る日陰でうとうとするのと同じぐらい幸せになれるかもって考えたりすることがある。

 

 

これじゃあ、ただのくたびれた子供だ。

 

 

40も半ばを過ぎたのに大人への道はまだまだ遠い。